矢野真紀の「BIRTH」CDレビュー

2010年02月27日

30歳の誕生日にリリースした、『ライトアルバム』。

真紀ちゃん本人が詞や曲を手掛けることなく、寺岡呼人さんや仲井戸麗市さん、さだまさしさんらが創った詞や曲をうたうことによって、『歌い手』矢野真紀の本質を見事に表現していると想う。

うたって云うのは、ひとによっていろんな形に変わって、同じひとがうたっても毎回違う姿を見せてくれるものだと想う。

真紀ちゃんの『うた』は、真紀ちゃんそのものが反映されて真紀ちゃんのうたになる。

このライトアルバムでは、演者に徹していると云えども、強く揺さぶられる感覚がある。

『うた』に自分を見出すことができる。

それが『歌い手』なんだと想います。

「パパ」
この曲に出逢えてよかった
初めて聴いたとき涙が止まらんかった。
パパを思い出せるから。
パパに出会えるから。
パパに感謝できるから。
世界で最初の恋人なの

「COLOR」
すごく、元気になれる曲
聴くだけでテンションあがる
結婚式には、この曲使いたいなぁ。

「返信」
おもっきし、切ない。
ガンガンに不倫の歌やな。うむ。
この曲でドラマ作れるで。
返事はもう、返しちゃダメよ。

「アイサレ」
これも、また切ない。
失恋やねぇ。
アイサレたいのに~
ただそれだけなのに~
みんな少しずつ別の人を好きになってしまうね。。。
あぅぁ~せつな~い♪♪

「Good Time」
ゆるゆる~song♪
陽だまり~の中でゆるりと聴きたいね。
お茶飲みながら聴きたいね~。

「窓」
さだまさし。
泣かすねぇ。
生きること。
生きていられることがどんなにステキなことか。
今いない人の分もシッカリ生きたい。
前を向いて。



Posted by 春清花 at 23:49